夕佳亭 [茶席]

金閣寺 夕佳亭(きんかくじ せっかてい)

金閣寺の本来の名を鹿苑寺(ろくおんじ)、臨済宗相国寺派の禅寺で、舎利殿(金閣)にちなんで金閣寺と呼ばれている。

室町時代に足利義満が造営した北山殿を、遺命により夢窓国師を開山とする寺に改められたもので、当初の建物は全て焼失。
方丈、書院などは江戸中期のもの、唯一残っていた金閣も昭和25年に焼失し、昭和30年に再建。
 
金閣寺境内の東北の小高い場所に夕佳亭がある。
この建物も焼失し明治初頭に再建された。

夕佳亭は、鹿苑寺第四世鳳林和尚が金森宗和に頼んで造ったものと言われているが定かではない。
また二人の交友記録や宗和の好きな茶室の形でもある。
都林泉名勝図会に描かれている夕佳亭と比較すると否定も出来ない。

外観は、寄棟茅葺屋根であるが、入母屋にも似ている。

金閣寺 夕佳亭1.jpg


正面から右斜め前方に切妻杮葺の上段の間・二畳の鳳棲楼(ほうせいろう)が懸造になっている。

※懸(け)造(り)(かけ‐づくり)
山や崖にもたせかけたり、谷や川の上に突き出したりして建てること。また、その建物。
清水(きよみず)寺の舞台など。崖造(がけづく)り。

入口の土間は、開放的で細長い三段になった沓脱石が据えられている。
榑縁で茶室に上がる。
また、土間左手に(くど)が設けられている。※榑縁(くれえん)
細長い板を敷居と平行に並べて張った縁側。

内部は三畳敷き。
正面の床、床柱は南天の床柱(もとは、タガヤサンだったとも言われる)で有名である。

金閣寺 夕佳亭2.jpg


炉が四畳半切りにされているのは、土間と通しにして使う目論みがうかがえる。

金閣寺 夕佳亭3.jpg


土間との境の絵様窓、その脇の火灯口。
土間天井は、化粧屋根裏。

匠な構成、空間を広く魅せる演出などもある。
しかし、メインは、上段の間から眺望のようである。

※竈(くど)とは、. 竈(かまど)のうち、その後部に位置する煙の排出部を意味する(原義)。
この意味では特に「竈突」、「竈処」と表記されることもある。

所在地:京都市北区金閣寺町



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えなり


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by えなり (2011-04-01 19:44) 

春野


出会いの季節っしょ♪
一人暮らしの女とかマジですぐポンポン落ちておもしれーww
お姉さん美味しかったです(^q^)
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by 春野 (2011-04-11 05:59) 

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