残月亭 [茶席]

表千家 残月亭(おもてせんけ ざんげつてい)

利休の聚楽屋敷から千家に移された書院座敷。
実際は、小庵が手を加え小規模にし、建てかえたとされる。
今の座敷は、1909年の再建時のもの。

由来は、秀吉が残月亭に来たとき突き上げ窓から残り月を見て深く味わい感動したことから。

外観
切妻桟瓦葺き。
南面露地に杮葺の庇が葺かれている。

表千家残月亭1.jpg


十畳敷き、二畳の上段、付け書院の構成。
上段は、上段床、残月床といわれ床として使用。
この柱にもたれて秀吉が月を見たことから太閤柱と称される。

表千家残月亭2.jpg


付け書院の前の化粧屋根裏天井に、例の突き上げ窓がある。

太閤柱を境に天井が違った顔に変化してゆく。
上段の天井高さは、五尺七寸と低く利休の時と同じ。

内法長押は無く床と書院の間に北山丸太を使用している。

また、西日を避ける為に濡れ縁の外に丸太柱を立て上下を吹き抜いて中敷居窓となっている。

広間の書院座敷で客の位も高い人を招く造りの残月亭。
しかし、書院とは違う柔らかで軽やかにまとめ上げた座敷。

所在地:京都市上京区小川寺
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見習いの豚


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by 見習いの豚 (2010-07-14 13:49) 

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